制度概要

Safety2.0適合審査登録制度とは

対象となる製品やシステムが協調安全の技術的方策であるSafety2.0に適合しているかどうかを審査し、適合していることが認められた場合に適合証明書を発行し、Safety2.0適合マークの表示許可を与える制度です。

Safety2.0適合審査登録制度は、一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP)がスキームオーナーとして制度設計を行い、審査業務等の制度運営を日本認証株式会社が行っています。

Safety2.0適合審査はIGSAPが発行する<Safety 2.0に関する一般要求事項>に定められているSafety2.0に対する技術的要件に基づいて行います。

Safety2.0適合審査登録制度の目的

安全対策が必要な環境や現場、また、そこに使用されるシステムや製品において、法律や規格の遵守は当然であり、更に利用可能な最新技術を適用して安全化を図ることが必要とされています。このような最新安全技術の適用が危険事象の防止や危険予防などに顕著な効果があれば、Safety2.0適合審査により、その適合性を判定し、その適用を推奨します。このことにより実質的に災害の減少につなげることが可能となります。また、適合対象へSafety2.0適合マークを表示することにより、そのシステムや製品が所定の基準に適合していることを示すことで、安全対策の先進性の明示、顧客の選択や取引を容易にすることができます。

Safety2.0適合審査の手順

審査手順の概要を以下に示します。より詳しい手順は『申請の流れ』のページで示します。

Safety2.0適合証明書の発行、適合登録リストの公表

発行された適合証明書はIGSAPの適合登録リストに登録され、IGSAPのホームページにおいて公表されます。
Safety2.0適合証明書の取得、Safety2.0適合マークの表示、及びIGSAPホームページによる適合登録の公表は、対象の製品やシステムが存在する環境における安全・安心の向上の証として有効です。
企業の労働安全に対する取り組みをユーザーや社会に対して示すことにもなります。

一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP)について

一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP)は業界・業種を超えた安全に対する社会的価値の向上を図ることを目的として設立された団体です。
ものづくり安全を基本とし、非製造業を含む業界・業種を超えた安全化に対する幅広いニーズに応える組織として活動しています。
ISO/IEC Guide51に規定する製品、プロセス、サービス、システムの安全を対象とした安全認証スキームを構築しています。
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